カミングアウトって
以前にこんな記事を書きました。
自分にも特殊な能力や不思議な力があればいいな、なんて
誰でも夢をみるのではないでしょうか。
最近カミングアウトを済ませてある友人にこんなことを言われました。
「カミングアウトして良かったことしかないんじゃないの?」と。
友人曰く、私はカミングアウトをしてみんなに性的指向を知られたが、
好きなノンケを公言してちょっかいをかけたりイチャイチャしたりし、
みんなに受け入れられ、いじられるという形が多いが好かれている。と。
今まではそんなことを考えもしていなかった視点でした。
少なくとも私は、白い目で見られたり陰口を言われたりすることなかったはずです。
もちろん裏で色々言われている可能性はありますが、
それは気にしても仕方ないですし。
そうだとしてもやはり私は世間の空気や周りのみんなが受け入れてくれたという
幾重もの幸運が重なった結果なのだと思います。
それはある意味特殊能力なのじゃないか、とふと思いました。
才能なんて恐れ多いことを言う気もないですが、
周りにはあまりいない私の特徴であり能力。
その能力を存分に使って生きていく。
他の方にはまったく押し付ける気も、こうだと言い張る気もないですが、
自分の中ではそう捉えていけば、
同性愛は苦しいだけではなく、楽しい生き方になる気がします。
私が秘めている特殊能力は「同性愛」です。
なんだかかっこいいかな、かわいいかな。