自然体な8.9
8.9%
LGBT層に該当する割合は8.9%だとアンケートによる回答がありました。
多いのか少ないかと問われるとよくわからないのものです。
日常生活の中では、そんなにLGBTを自称している方と会うことはありません。
そうそうオープンな方もいらっしゃらないから当然なのでしょう。
私の友人知人でも私がカミングアウトをすると
「ゲイの方と初めて会いました」なんて言われることが多々あります。
ですが本当は会っているということも往々にしてあるのでしょう。
私はよくカミングアウトをする方だと自分でも思うのですが、
声高にした方がいいよ、とかしなきゃいかんよ、なんて思いません。
周りにいませんよね、「私の性的志向は女性です」と言う人は。
言っても言わなくても自分は自分であることは変わらないでしょう。
私の場合は自分で言いたくなるのと、わかっていただきたいのと、
言った方がメリットを受けられるという少し打算的な考えからです。
話を戻して8.9%という数字です。
これより先はかなりざっくりとした計算となります。
また私は統計学に明るいわけではないので、いい加減な数字が出るかと思います。
あらかじめご了承ください。
総務省統計局のサイトから調べますと、猪年生まれの人口は1,055万人で、
全人口の8.4%となるそうです。
100/12≒8.3ですので、ほぼ平均値ですね。
統計局ホームページ/統計トピックスNo.114/1 亥(い)年生まれの人口は1055万人
最初に貼った調査は20歳~59歳の男女60,000人が母数なので、
単純は比較は出来ませんが、以下のサイトによると
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201812.pdf
20歳~59歳の人口は約6,192万人となります。
6192万人の8.9%となると、約551万人です。
都道府県で言いますと、兵庫県の人口548万人が一番近しくなります。
学校の1クラス40人だとすると3.5人。多いような気がしませんか?
ですが私を含めてみなが会ったことがないと話されます。
声高に伝える必要もなければ、伝える義務も権利も特別ないのです。
ただただ自然体に過ごすことが出来ればいいのです。
だって同じ人なのですから。
同じように人から生まれ、人として育ち、人として生き、人として死ぬ。
ただ愛する対象が少し多くの人とは異なるだけなのです。
この”だけ”が大きな違いであり、苦しむ要因になるのです。
みなさんの周りにもLGBT層の方がいらっしゃることでしょう。
本人が話さない限りは大多数の人と同じように接してください。