私のカミングアウトに関するスタンス(1)
以前このようなブログを書きました。
そもそもカミングアウトに対する私の考えを。
前にも書いたかも。
相手のことを知りたいという思いは、多かれ少なかれあるかと思います。
それと同じくらいかそれ以上に、
自分のことを知ってほしいという思いもあるかと思います。
私の場合は少なからず自己顕示欲が強いのか、
相手に自分のことを知ってほしいという思いがあります。
それとはまた別のベクトルで”嘘をつく”ということに対する罪悪感があります。
極力必要に迫られなければ嘘をつきたくはない私です。
特によく聞かれる”好きな異性のタイプ”だったり”結婚観”だったりを聞かれ、
まったく興味のない話をすることは苦痛でしかありません。
「言葉が足りないのは、嘘とは言いません」
は、ドラマ「古畑任三郎」において沢口靖子演じる宇佐美ヨリエの台詞ですが、
私はこの言葉を隠れ蓑にして、どうにか自分の中で折り合いをつけ、
何一つ何も生み出さない話を、今でもたまに行っています。
自分のことをもっと知ってほしいという思いと
嘘をつきたくないという願い、この二つの衝動を満たすものが
私にとってはゲイであることのカミングアウトというものになります。
ここまでは私がカミングアウトをしたくなる理由を文字にしてみました。
出来る限り論理的に書くように努めたのですが、どうでしょう。