好きな人の声を聞くために 私は勇気を振り絞る
苦手なことでも手段をとる
秋になり人恋しくなる季節です。
私も秋は好きなのですが、やはり少し物悲しくなります。
子供の頃から電話が苦手です。未だに着信音が鳴るとドキドキします。
あの感覚がどうしても慣れません。恐ろしいです。
そんな私でも大好きな男の声が聞きたくて電話をかけたくなるのですが、
これがまたかなり勇気が必要なのです。
相手は忙しいのではないか、もしかしたら眠っているのではないか
そもそも私が電話をかけることが間違っているのではないか
相手は異性愛者であるのに、その人の声を聞きたいなんて理由で
電話をすることがおこがましいのではないか、と。
そんなことばかり考えてしまい、2,3日電話が出来ないなんてざらです。
電話帳まで開いて、通話ボタンを押すだけなのにそれができない。
ボタンを押してコールがされるまでの間を長く感じ、
どれだけキャンセルしようと思ったことか。
相手が出ないならば、それはそれで安心をしてしまったり。
10代の思春期のような振る舞いをしてしまいます。
それでも出ていただければ心は高鳴り、出来る限り長く話をしたいと思いながらも
相手にとって迷惑だろうなぁと思い、気持ちの半分も伝えられないまま
電話を切り、あれも話したらよかった、なんて思うことも多々あるわけです。
願わくは相手が私からの電話を嫌がっておりませんように。