無償の愛を与えたいと思いつつ 私の袖は涙で濡れつつ
あなたが幸せになることを望みます
先日、私が大好きで大好きで仕方ない方と話す機会がありました。
当然ですが、相手方はノンケの方です。
その方とどうでもいい話をしつつ、万に一つでもこの方とお付き合いすることは
どう天地がひっくり返ってもないんだろうなと考えると
どことなく寂しさを覚えつつ、こんな関係が楽しいなと思っておりました。
ふと私が思いついた言葉を彼に話しました。
「私はあなたに幸せになってほしい。あなたが幸せになることが私の幸せなのです。
彼女が出来て、結婚することになったらぜひともご招待をしてください。
私は心のそこからあなたにおめでとうといい、祝福します。
もしかしたら泣き出すかもしれません、面倒な招待客になるかもしれません。
それでもあなたが、あなたを幸せにしてくれる方とめぐり合えたことを
本当に本当に祝福します。」というニュアンスの話を。
私が彼とどうにかなる、なんて起こりえないことはわかっております。
私がどれだけ彼を好きでも、どれだけ彼を愛していても、
どれほどでも彼に愛を注ぎたいと思っていても、叶うことはきっとないのです。
だからこそ、彼が選んだ伴侶と幸せになる道を進んでいくことが
私にとっては非常に嬉しいことになるはずです。
かなりのショックを受けることは間違いないでしょうが、
それでも彼が幸せになることに文句を付けるなんてしてはいけないのです。
笑顔で彼の幸せを祝福しつつ、誰にも見えないところで大泣きを。
叶うはずのない恋をした自分のことをうらみつつも、
彼と出会え、仲良くなれたことは、私にとって本当に幸せなことだと
受け止めてこれからもこっそり彼のことを愛して参りたいと思います。