気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

重い愛

 愛と狂気と

violet-roses.hatenablog.com

 以前このように書いた女子会を土曜日に開催しました。

甘いもの食べて、カラオケ行って、お酒飲んで。

途中グダグダになりながらも、非常に素敵な会となりました。

 

 

お酒が弱いのに、少しお酒がおいしいと感じてきた私は

カルーアミルクにチャレンジし、1杯も呑まないうちによっぱらい、

ケラケラと笑いながら、小さなことにもツッコミをいれ、

楽しい会に浸っておりました。

 

二次会で居酒屋に行き、少しずつ酔いが覚めてきて恋愛の話になりました。

当然のように私のことは知っている女子たちとのお話は、

私の恋愛観にスライドしていきました。

 

ノンケを好きになるということは何度もこのブログで書いております。

それが報われることのない恋であることは十分わかっているのに、

恋をあきらめることなんか出来ないことは自覚しています。

猛烈に好きなノンケの方がいて、もちろんカミングアウトはしているし、

私がその方を好きなことも知っています。

近くにいると寄っていって、イチャイチャしようとします。

そんな面倒な私なのに、広く優しい心で受け止めてくれます。

(もしかしたらもう諦めているのかも)

だからこそ彼に対する想いをその場でみんなに伝えました。

 

私は彼を幸せにすることができない。でも彼の幸せを心から望む。

彼の幸せを手助けをするならば、何だってするだろう。

もしも、もしもだが、確実に彼が幸せになり、

その代償が私の死だとしたら、私は喜んで死を選ぶだろう、と。

 

もちろん今すぐ死を選ぶわけではありませんし、

実際にそういう場面になったときは躊躇することになるでしょう。

それでも彼の幸せのために私の命を捧げるという選択肢を考えるくらい、

私は彼が好きで好きでたまらないのです。

現実的な話に置き換えると、彼に何らかの移植が必要になった場合、

適合検査を喜んでうけることでしょう。

彼のために直接的に何かが出来るなんて、こんな光栄なことはありません。

 

でもそんなことがないことを祈り、彼が平穏無事に生活をし、

幸せな人生を歩んでいくことを願ってやみません。

少しだけでいいのです、その後姿だけを見させていただければ。

夢でもいいから 嘘でもいいから

どうぞふりむいて どうぞ気がついて

あの人におくる 愛に比べたら

ほんの捨てるほどの 愛でいいから

「捨てるほどの愛でいいから」中島みゆき