気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

#架空レビュー 「秒針」

※このレビューは「架空」のものについてのものであり、

 出てくる内容はほぼすべてフィクションです。

 

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「秒針」

2004年 アメリカ映画 105分

 

架空映画「秒針」を観ました。

手に汗握るような、サスペンスSF映画でした。

 

 

病に侵されている主人公のトムは病院に入院していました。

ある時謎の紳士から渡されたのが謎の懐中時計。

見た目は普通なのですが、少しだけ秘密がありまして。

タイムスリップをすることができるのです。

とは言っても制限があり、秒針が一周する間、つまり1分間だけ。

1分が過ぎると現代に強制的に戻されます。

 

また行ける時代も制限が多く、遠い未来や過去には行けません。

なぜか距離だけは何も問題なくあちこち行けるのですが、

戻ってくるのは元いた場所となります。

まぁこの辺りは少し緩くて、若干ルールがないんですけどね。

 

そんなトムは自らの病をどうにか治そうと未来の医学に頼ったり、

昔の恋を実らせようと過去に戻ったりしますが、

所詮1分でできることなんてたかがしれています。

何もできずに強制終了し、戻ってくることばかり。

過去も未来も同じようなロケーションなので、

代り映えもなくよくわからないのが正直なところです。

 

病室は暇なので、あちこちに行っては楽しんで帰ってくるトム。

しかしある時、時計をくれたのは違う謎の紳士が現れます。

過去を変えられすぎて悲惨な目にあったこの紳士は、

これ以上過去を変えられたくない、と時計を壊しにやって来ます。

実にわかりにくい!同じようなスーツとかやめてくれ。

 

いろいろ変えたらいいのに。あれ、この人時計くれた人?とかなるし。

過去を変えられたくないくせにお前は過去変えるんかい!

タイムパラドックス的なことは特別考慮しません。

なぜなら困っているから!過去変えられて困ってるからね!

そればっかり言っては憤怒の表情でトムを追いかけまわします。

最終的な結末は言いませんが、あっと驚く、なんてことは特別ありません。

へぇってなって淡々と終わる映画でした。

なんだか疲れちゃったなぁ。