気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

嫌な話題を振られることと、自らを恥ずかしがることと

よくある話

どうでもいいことなのですが。

飲み会など初めて会う人と話してて話題がなくなってくると、

血液型占いとか、星座占いとか、そういう話になりません?

私、その手の占いをまったく信じないというか、

それってどうなんだろう、と懐疑的になる

ちょっと面倒な性格をしております。

もちろん言葉に出しはしないのですが、

「△型だから〇〇な性格だね!」などと言われると、

頭の中にはてなが浮かんで消えません。

え?血液型でそこまで断定されるの?こわっ!って。

 

 

もちろん会話の糸口としてそういう話題を振っているのであって、

完全に当てはめようとしているわけではないくらい、

私もわかってはいるはずなのですが、

どこか表情や雰囲気に現れてしまうのですよね、

感情を隠すのが下手なのです。ついつい出てしまいます。

 

意固地なところがあるんですよね、私。

スルーすればいいのに、どうしても気になってしまうんですよね。

非科学的だから怒るというよりも、

人をいくつかのパターンに当てはめるという、

なんとも窮屈なことをするというか、

多様性がある人を少数のパターン化することに

異議を唱えたくなるのです。

 

別段急に「そんなことをするな!」と言い出すわけではないですが、

あまりそういう話には乗っからないようにしています。

そもそも何型がどんな性格とか知らないからね。興味もないし。

 

そういう話をする方や場所を糾弾したいのか、

と問われるとそうではないんですよ。

むしろ、そういう話題を出さざるを得なくなってしまった、

私の話題の少なさや、コミュニケーション能力の低さを恥ずかしく思います。

もっと話題を盛り上げることができたら、

血液型占いみたいな話にならなかっただろうにって。

自分がしっかりとしていれば、好きじゃない話題になることもなかったのになって。

 

そう考えるとなかなかに難しいんですよね。

私が初対面の方に提供できる話題ってなんだろうなって。

重たい話題でもなく、誰を傷つけることもなく、

それでいてみんなでワイワイできるような話題ってなにかあるかなって。

これはなかなか難題ですよ、大変ですよ。

いくらわりと開放的な性格だからと言っても、

「私、同性愛者なんですよ」なんて、

出会い頭で顔面にパンチするような話題を振るわけにもいきませんし。

 

改めて自分というものを見直してみると、

性格も話題の提供もなかなかにできないのだなぁと。

誰か友人知人がいればどうにかなりそうなのですが、

1人だと途端に貝のように押し黙ってしまうこともあって。

なので初対面の人との集まりが面倒になって、

敬遠してしまうことが多々あるんですよね。

人とつながりたいのに、最初のハードルが高すぎて、

自分を嫌いになることが多くて。