嫌いなこと(主観と偏見が多く入ります)
以前こんなことを書きました。
私、本当に仕事するのがイヤなんです。
別段今の仕事が嫌いとか、悩んでいるとか、転職したいとか、
そういうことを考えているというわけではなく、
仕事に人生の比重を置きたいと思わないのです。
ここでも書いていてまた書くのか、と自分でも思うのですが、
「稼ぐ」ということに並々ならないほどの嫌気がさしておりまして。
そういうセミナーだったりコンサルタントの方を見かけたりすると、
露骨に不快に思ってしまうのです。
なぜなのかなぁと原因を探ってみても、さして思い当たる節もないのです。
ただただ嫌いなのです。本能的に無理なのですよね。
たまに宝くじで大金が入っても仕事をする、という方の意見を見ますが、
私は絶対そんなことしないだろうなぁ。
大金がなくても家でじっとしていたいくらいなのに、
働かなくてもいいくらい大金があったら本当にぐうたらしてるだろうなって。
ボランティア的なことはするかもしれません。
社会貢献に目を向けるかもしれません。
ですが、今の仕事を社会のために役立てようとか、
自己実現のためにしようなんて、これっぽっちも考えません。
お金をもらうための手段、と割り切るからこそ、仕事ができます。
自らを養い、食っていくために必要不可欠であり、
最低限のことをする、という思い切りがあるからこそできます。
そうでなければとっくの昔から働いていないことでしょう。
できる限り「自意識」と「稼ぐ」ことを切り離したいのです。
そう考えていくと、どうも私の考えの中の肥大な自意識は、
「働く」「稼ぐ」という行為に多大な嫌悪感を抱いておるのではないかと。
大きく肥えた尊大で高みにある自意識が、
醜い行為をすることに耐え切れず、
自身と働くということをイコールで結びつけることを良しとしないために、
もっともらしい理由とヘリクツをこねくり回して、
仕事をしているのではないかと思います。
まぁこれが道徳的に社会的に、対人的に常識的に合っていようが間違っていようが、
嫌いなのものは嫌い、と思ってしまうのですけれどね。
多分この考えは生涯どうにもならないような気がします。
イイ歳していまだにこんなことを考えるなんて、と思いますが、
嫌いなものを嫌いなんだから仕方がない、とも考えております。
多くの人が毛虫を怖がるように、ヘビに怯えるように、
おばけを恐れるように、枯れ尾花に恐怖するように、
私は稼ぐことと働くことが嫌いで、怖いのです。