気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

行き当たりばったり4~その1~


 バタバタとした電車旅

 

18きっぷの期限と年末年始休みとの兼ね合いで、

1/4.5のギリギリの期間に電車旅をしてまいりました。

寒空の下、もしかしたら雨が降るかもしれないと思いつつ、

この日も電車に揺られることになりました。

 

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旅のお供もできました。ポケモンセンターで購入した

あくびをするカビゴンです。

彼と一緒に旅に出ましょう。

 

前回は東へ行きました。

violet-roses.hatenablog.com

なので今回は西へ向かいその後北上します。

いろいろあってワープし、到達したのがこの駅。

 

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近江塩津駅

JR湖西線の北最終駅です。素敵な駅舎が待っております。

接続のため待っていたのですが、雨が降り寒さに凍えます。

ここからさらに西へ。西敦賀駅から小浜線を走ります。

 

小浜線を西へ向かうと、左手に山が右手に海の景色が広がります。

この景色がすごく素敵だなぁとずっと車窓を眺めておりました。

ヘッドフォンで中島みゆきを聴いていたのですが、

これが普段聴くよりも心に沁みいっていくような気がして。

「この世に二人だけ」「成人世代」「バス通り」 

普段でも好きな曲がもっともっと好きになっていきました。

 

特に「悪女」は抜群にシチュエーションと歌詞が絶妙にマッチします。

悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる

隠しておいた言葉がホロリ こぼれてしまう「行かないで」

悪女になるなら 裸足で夜明けの 電車で泣いてから

涙ぽろぽろ ぽろぽろ 流れて涸れてから

「悪女」中島みゆき

なぜだか不倫相手に恋をした女性が、年末年始をかけて

遠いまちに宛てもなく向かっているような気持ちになりました。

こらえてこらえて耐えている涙が目にたまり、

音もなくあふれ出てしまう。そんな気持ちになり、

現実の私もなぜだか涙を浮かべているという不思議な心情となりました。

もしも雪景色だったら、きっともっとのめり込んでいただろうと思います。

曲と現実の区別がつきにくくなっていたのかもしれません。