気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

#わたし昨日映画を観ました ~7日目「アヒルと鴨のコインロッカー」

 

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 2007年 日本映画 110分

 

原作は読んでおりません。この方の小説は何冊か読んだのですが、

どうにも私に合わないようでして。

読後があまりスッキリしないのがどうも好きになれないんです。

ですので映画を観ることにしました。

 

大学入学を期に仙台での一人暮らしをスタートした椎名。

アパートのお隣さんに引っ越しのご挨拶をする中、

お隣の河崎さんと知り合います。

なんとも不思議なことばかり言う河崎さんですが、

ひょんなことから書店を襲撃し、本を奪うことになってしまいました。

 

そんな冒頭から始まるお話です。

急に物騒な展開ですが、襲撃自体はあまり物騒ではありません。

映画のネタバレしないように十分に注意して感想を書いていきますが、

これから観ようとされる方、内容に触れる部分は知りたくない方は、

ここまででお願いします。

 

 

正直言いますね、うーん、という感想でした。

別に面白くないわけではないのですが、えっ?という展開が多くて。

中盤以降ガラッと内容が変わるのですが、

そのガラッと変わる内容が後出しが多い気がして。

匂わせることも多々あったようですが、

そこまで注目もしていないようなこともあり、

なんだかなぁと思ってしまいました。

 

主要登場人物からそこまで重要じゃない人物まで全体的に、

自分で何とかしようと考えすぎで、

とりあえず顔を突っ込んでみようという考えばっかりな気がしました。

警察や周りに通報するなり相談するなりがあれば、

もっと端的に終わっていたことも多かったんじゃないかなぁ。

 

上映時間が短いのになんとなく長く感じたんですが、

登場人物は少ないのに、ワンポイント出演の方が多く、

そんなシーンは少ないのに積み重なるとテンポが遅くなっていって。

椎名の友人も2,3シーンのみの出演だし、

弁当屋や大学構内の書店のシーンももっとどうにかなるなじゃないかな。

 

またガラッと内容が変わるシーンでいろいろと重大なことや、

悲惨で悲しいことが説明されるのですが、

怒涛な展開になっており、ちょっと観る人によっては耐えられません。

私もちょこっとだけ早送りしてしまいました。

 

まったくネタバレしないで感想や気になった点を挙げると

こんな感じになります。

やっぱり私には合わなかったなぁと思う映画でした。