気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

#わたし昨日映画を観ました ~3日目「トムとジェリー シャーロック・ホームズ(吹替版)」~

トムとジェリー シャーロック・ホームズ(吹替版)

2016年 アメリカOVA 50分

 

子供のころ、夕方になるとトムとジェリーの再放送があって

毎日食い入るように見ておりました。

大好きなんですよね、トムとジェリー

そんな彼らのOVA版です。

 

シャーロック・ホームズの家に居候しているジェリー。

ワトソンが彼らの家に巷で騒がれている宝石泥棒がまた起きたとやって来ます。

そんな最中、酒場で歌う歌手が誰かに脅されているので助けて欲しい、と

親書を持ってやって来るトム。ここから物語が始まります。

 

雰囲気は昔見たトムとジェリーにとても近いです。

一番それを感じたのが、トムとジェリーが街中で追いかけっこをするのですが、

街行く人々の足元をジェリーが走っていくシーン。

昔のトムとジェリーって人間は足だけしか映らなかったこと覚えていますか。

あんな感じでジェリーと靴と足だけのシーンがあって、一気に世界に引き込まれました。

 

50分と、とても短い映画なのですが、何があっても死なない二匹のドタバタ感があります。

鍬を踏んで頭打って、ふらふら後ろに後ずさりしてまた鍬を踏んでだったり、

投げられた物が口の中に入り、その形になったり、

ドタバタだらけではないのですが、本編とドタバタの加減がちょうどよい映画でした。

トムとジェリーが大好きで見ていた方には強くお勧めします。

 

 

ここからネタバレ注意

 

 

ホームズとワトソンは最後にちょっと活躍するくらいで、大したことはしておりません。

あくまでもトムとジェリー依頼人のレッドに修道士でジェリーの親戚のニブルスがメインです。

ん?あれ?そうなんです。この映画ニブルスを始め、色々なキャラクターが、出演します。

 

警備員役でスパイクと息子のタイクが。

(タイクに色々教えている途中で宝石が盗まれているのに気づかないスパイク)

警察官役でドルーピーとブッチが。

(火薬庫にドルーピーを閉じ込め火をつけたのに、現れるドルーピー。中をのぞくと爆発)

などというあるあるなシーンが多くて楽しいです。

 

他のキャラクターは話すのですが、トムとジェリーは一言も発しません。

叫んだり、痛みに悲鳴あげたりはするのですが、

言葉は理解しているのに二匹だけはしゃべらないのです。

それがまた原作に近しくって懐かしいようなあの時のままのような。

 

ホームズの口から「赤毛連盟」だったり黒幕がモリアーティ教授だったり、

シャーロック・ホームズの設定もしっかりしております。

推理もしっかりするのですが、途中でいなくなります。

最後はちゃんと活躍しますよ。

 

先ほども書きましたが、トムとジェリー好きな方には

ぜひとも見て頂きたい作品となります。50分でたっぷり楽しめますよ。

 

個人的に良かったシーン

彫刻になりすますトムとジェリーたち

レッドが歌うシーン