気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

女性が怖いという思いが私の行動を支配する

苦手ではなく恐怖症

私は女性が恐ろしいです。恐怖症の域まで来ている気がします。

いつの頃からなのかと問われても思い出せないのですが、怖いのです。

別段女性が恐ろしいから同性愛者になったわけではないとは思いますが、

同性愛者だからこそ女性が苦手なのかと問われると、

またそれも少し違うニュアンスのような気がします。

 

 

先述のように私は女性自体が苦手なのですが、個人的に知り合いであれば

特に問題なく話すことができます。

ただあまり知らない女性と話すのは本当に恐ろしいことです。

できれば避けたいくらい、苦手なのです。

だからといってあまり知らない男性と話すのも楽しいかと問われれば、

違った意味で緊張するんですけどね。

 

付き合いで女性が多いお店に行かれることがあります。

カミングアウトをしている場合は、配慮をしていただき、

横に女性がつかないようにしてくれます。大変ありがたいです。

そうでない場合はあまりしたくはないのですが、眠たい、疲れているを連呼し、

話しかけてもらわないようにしてしまいます。

そもそもお店に行かなければいいのですが、

ばっさり断るのもあまり好きではありません。

何より他の方々が女性と接する場を観察するというのは面白いのです。

 

女性が近くに来られると文字通り身体を身構えてしまいます。

自らの胸の前で手をクロスさせしっかりと身を守ります。

本当に女性が恐ろしいのでしょうね、自分でもなぜそうするのか

よくわかりません。

架空の魔法の「ルカニ」がかかった状態と私はこの前表現しました。

だからこそ必死に身を守っているのでしょう。滑稽な姿で。

 

お酒が飲めない私に女性の方がジュースを作ってくれるのですが、

そのときのやり取りも非常にうまくいきません。

ジュースは欲しい、でも女性の方の手を煩わせるのも悪い

でもそれが彼女たちの仕事の一部、頼もうか、

この判断で頭がぐるぐるになってしまい、挙動不審になります。

ちょっと自分でも良くないな、おかしいな、と思うのです。

 

あまり覚えていないし、思い出したくもないから記憶にないのでしょうが、

きっと私は女性にいじめられた経験があるのでしょう。

まるで鋼のように硬く、まるで棘のように深く、まるで氷のように冷たく、

その強烈な印象がいまだに私の心と身体を縛り付けているのかもしれません。