気が小さい太めゲイなむらさき日記

割と周りに知られている気が小さい大柄なゲイです。そんな私の日常や気になったことや想いを。

どうとしたことのないことで涙を流す

日常のふとしたことで

もともと涙腺が弱い私はほんの些細なことで泣きそうになり

そして感極まって涙を流しております。

どれもこれも大したことではないのですが、

最近その傾向がまた強くなってきているように思います。

 

 

ついさっき、頭の中に中島みゆきさんの「歌をあなたに」

が唐突に流れ出しました。

歌を謳おう 心の限り

愛を込めて あなたのために

(「歌をあなたに」より)

 なぜでしょうか、涙があふれ出てくるではありませんか。

 

そもそもなぜこの歌を思い出したのでしょうか。

私がこの歌を思い出したのは、きっと大好きな人のことを考えていたからでしょう。

あるところから卒業し、いなくなる大好きなあの人のことを想い、

その人のために何が出来るかを考え、思いついたことを少しだけ実行する

そんな最中この歌が私の中で鳴り響き、溢れる想いが涙となってしまったのでしょう。

なんと重い愛なのでしょうか。自分でも少し恐ろしく思います。

 

数ヶ月前、一週間ほど一緒に過ごしていた仲間たちがいました。

私は彼らを導き助言をするような立場だったのですが、

その一週間が始まった早々に泣き出してしまいました。

そのときの感情はいまでもよくわかりません。

彼ら、彼女らの成長しているところを見たからなのか、

己と比べてなのか、色々な感情が合い混ざってひたすらに泣いておりました。

確かに人前で感情を表しやすい性格であること自体は自覚しておるのですが、

ここまで自分の感情が抑えられず、赴くままになるなんて。

 

みなさまは「こまねこ」という作品をご存知でしょうか。

こ ま ね こ

10年ほど前に友達に誕生日プレゼントでもらった映像作品です。

とてもかわいいこまねこちゃんが遊んだり冒険したり。

非常に可愛くて楽しい作品です。

お話の一つに「ほんとうのともだち」というものがあります。

作品については何一つ語りませんが、私はこれを見て号泣しました。

涙が、そして嗚咽が止まらなくなったことを覚えています。

話はいまだに忘れられません。そしていまでも泣きそうになります。

 

願わくは悲しい涙だけは流さないことを。